ワイヤレスキーボードが遅延する原因と直し方を解説!
ワイヤレスキーボードを使っていて、こんなことはありませんか?
- 文字を入力しても遅延するからストレスになる
- 遅延のせいで作業効率が落ちて、生産性も下がる
- ワイヤレスキーボードが遅延する原因と直し方を知りたい
ワイヤレスキーボードの遅延を放っておくと、仕事の生産性を落としてしまいます。
ぼくは、ノートパソコン歴6年以上を使っていて、普段からワイヤレスキーボードを愛用しています。
本記事では、ワイヤレスキーボードが遅延する原因と直し方を解説します。
記事を最後まで読むと、ワイヤレスキーボードの遅延を解決できて、仕事を快適に進めることができますよ。
ぜひ参考にしてください。
- ワイヤレスキーボードが遅延する原因
- ワイヤレスキーボードが遅延するときの直し方
- おすすめのワイヤレスキーボード
ワイヤレスキーボードは遅延する可能性がある
そもそもワイヤレスキーボードは便利な反面、遅延する可能性があります。
おもな原因は、周りの機器との電波干渉や距離、障害物が影響するから。
また、バッテリーが低下していると通信が不安定になり、遅延が増えることも。
遅延はタイピングのスムーズさを損ない、文章作成やプログラミング、オンラインゲームなど、速さや正確さが必要な場面においてかなりのストレスになります。
ワイヤレスである以上、少なからず遅延のリスクがあるということを認識しておきましょう。
ワイヤレスキーボードがどれぐらい遅延しているかチェックする方法
ワイヤレスキーボードがどれぐらい遅延しているかチェックする方法もあります。
最も簡単なのは、キーボード入力の反応速度を測るツールを使うことです。
以下のKey Testというツールなら、ワイヤレスキーボードがどれぐらい遅延しているか確認できますよ。
ワイヤレスキーボードが、どれぐらい遅延しているかをチェックしてみましょう。
ワイヤレスキーボードが遅延する原因
ワイヤレスキーボードが、遅延してしまう原因はいくつかあるので紹介します。
電池残量が少ない
ワイヤレスキーボードの遅延の原因として、電池残量の低下が挙げられます。
長期間使っていると、電池残量が少なくなっていることに気づかないことも。
ワイヤレスキーボードの電池残量を一度確認してみてください。
電波干渉している
ワイヤレスキーボードが遅延する原因に電波干渉もあります。
多くのワイヤレスキーボードは、2.4GHz帯のBluetoothやUSBレシーバーを使っています。
Wi-Fi、スマホ、電子レンジなども同じ周波数帯を使っているため、これらが干渉し合うと信号が弱まり、キーボードの入力が遅延することがあります。
とくに、Bluetoothは、USBレシーバーと比較すると電波干渉されやすい傾向にあります。
USBレシーバーは、USB 3.0規格の機器と一緒にノートパソコンに接続していると遅延することがあります。
原因としては、USB 3.0規格の機器が2.5GHz帯を使っていて、USBレシーバーの2.4GHz帯に影響をおよぼすため。
ワイヤレスキーボード自体の故障
ワイヤレスキーボードが遅延する原因には、本体が故障している可能性も考えられます。
長期間使うことで、消耗や劣化などの原因で遅延が発生することも。
このような物理的な故障が発生すると、キー入力の信号が正常に送信されず、結果として入力遅延や誤作動が発生。
長期間愛用しているワイヤレスキーボードの場合は、故障を疑ってみましょう。
ワイヤレスキーボードが遅延するときの直し方
次は、ワイヤレスキーボードが遅延するときの直し方を紹介します。
接続し直す
ワイヤレスキーボードが遅延した場合、最も簡単な対処法は接続し直すことです。
まず、ワイヤレスキーボードの電源をオフにした後に、またオンにして以下の項目を試してください。
- Bluetoothの場合は、一度ペアリングを解除してから、再度ペアリングする
- Bluetoothアダプタを使っている場合は、再度USBポートに挿し直してからペアリングし直す
- USBレシーバーの場合は、USBポートから抜いて、再度挿し直してください
これらの簡単な手順で、遅延が解消される可能性が高いです。
電池を交換する・バッテリーを充電する
ワイヤレスキーボードの電池を交換・バッテリーの充電も試してみてください。
電池・バッテリーの残量が少なくなると、キー入力の反応が鈍くなります。
とくに、充電式の場合はバッテリーの劣化で充電できない、してもすぐに充電が減るなどということもあります。
その場合は、修理や買い替えを検討するのがおすすめですよ。
ほかの機器から離す
ワイヤレスキーボードの周りにある機器をなるべく離してみてください。
おそらく、ワイヤレスキーボードを使う環境的に、Wi-Fiやスマホ、そのほかの機器が近くにあるのではないでしょうか。
たとえば、Wi-Fiルーターを別の部屋に移動させたり、機器の電源をオフにすることで通信が安定し遅延が改善されることがあります。
ワイヤレスキーボードからほかの機器を離すことも有効なので、試してみてください。
USBレシーバーとUSB3.0規格の機器を同時に接続している場合は、以下の方法を試してみてください。
お互いを物理的に離して接続する:ノートパソコンの反対側にあるUSBポートに接続する、USB延長ケーブルを使ってUSBレシーバーを接続する
USB2.0のポートに接続:USBレシーバーをUSB2.0のポートに接続する(※USBポートの色が白や黒→USB2.0、青→USB3.0)
USBレシーバータイプを使う
ワイヤレスキーボードの遅延を改善するためには、USBレシーバータイプを使うのも効果的です。
USBレシーバータイプは専用の無線帯域を使うため、Bluetooth接続と比較すると、電波干渉が少なくより安定しています。
とくに、Bluetooth機器が多い環境では、USBレシーバータイプを使うことで遅延がリスクが減少。
接続も簡単で、USBレシーバーをノートパソコンのUSBポートに挿すだけで自動的に接続されるため、おすすめです。
USBレシーバーを使うことで、ワイヤレスの恩恵を受けつつ、遅延を最小限におさえることができますよ。
Bluetoothキーボードはやめたほうがいい?
- Bluetoothキーボードは、やめたほうがいいんじゃないか?
- BluetoothよりUSBレシーバーのほうが優れているじゃん
と疑問に思う人もいるでしょう。
上記で、BluetoothはUSBレシーバーと比較すると、電波干渉される傾向にあると述べましたが、そこまで気にすることではありません。
ぼくも現在、Bluetoothキーボードを使っていて、遅延している感じはまったくなく快適に使えています。
また、BluetoothキーボードならUSBポートを使わないので、ほかの周辺機器も使えますし、逆にUSBレシーバーキーボードだと紛失する可能性もあります。
なので一概に、Bluetoothキーボードはやめたほうがいいとはいえません。
おすすめのワイヤレスキーボード
ワイヤレスキーボードは、遅延しにくいUSBレシーバータイプがおすすめ。
以下に、おすすめのUSBレシーバーキーボードを紹介します。
エレコムTK-FDM105TXBK
エレコム K-FDM105TXBKは、JIS規格準拠の日本語配列キーボードで、大型エンターキーや独立した特殊キーにより誤入力を防ぎます。
USBポートに挿すだけで使える無線タイプで、レシーバーは本体に収納可能。
単3電池1本で約4年使用可能な省エネ設計です。
コンパクトなテンキーレスで、メンブレン方式を採用し、最大1000万回のタイピングに耐えることができます。
サンワサプライ SKB-WL36BK
サンワサプライ SKB-WL36BKは、2.4GHzのワイヤレス設計で、最大10m離れても動作可能です。
最薄部7mm、最厚部22mmの超薄型で持ち運びやすく、ノートパソコン同様のパンタグラフキー方式を採用しています。
アイソレーションタイプのキー形状をしているので、爪の引っ掛かりを防止し、テンキーなしのコンパクト設計です。
キーボードには、抗菌剤を練り込んだJIS Z2801準拠の抗菌仕様が特徴です。
エレコム TK-FDM063TBK
エレコム TK-FDM063TBKは、1000万回のタイピングに対応する耐久性に優れたワイヤレスキーボードです。
1円玉サイズのUSBレシーバーで、ノートパソコンに装着したまま持ち運び可能。
ノートパソコンのほかにも、PlayStation 3にも対応しています。
2段階調整のスタンドやメンブレン方式のキー設計で快適なタイピングが可能。
19mmのキーピッチと日本語108キー配列を採用しています。
まとめ
ワイヤレスキーボードは、遅延する可能性があることは認識しておきましょう。
遅延する原因はさまざまありますが、効果的な直し方もあるのでいくつか試してみてください。
たとえば、Bluetoothより比較的安定するUSBレシーバーキーボードを使うなど。
ワイヤレスキーボードが、遅延したときに本記事が参考になればうれしいです。