こんにちは!ますえいです。
- マウスとタッチパッドってどっちが速い?
- 今までタッチパッドばかり使ってたけど、もしかしてマウスの方が生産的?
- ノートパソコンにマウスは必要なの?
ノートパソコンでタッチパッドを使い続けていると、マウスのほうが速いんじゃないかと疑問に思いますよね。
本記事ではノートパソコンを使うときに、マウスとタッチパッドどっちが速いかをそれぞれのメリットとデメリットも含めながら解説。
記事を読めば、ノートパソコン作業が効率的になり、仕事終わりの自由な時間を増やせます。
結論からいうとマウスのほうが速いです。
よりくわしい内容は本記事を参考にしてください。
マウスとタッチパッドはどっちが速い?

作業スピードを重視するなら、マウスのほうが速いです。
ポインター移動とクリックがしやすいから。
タッチパッドだと、四角形の範囲内でしか操作できませんが。
マウスは平面な場所であれば、デスクの広いスペースを使って操作できます。
また、タッチパッドでのクリックは押し込んだり2本指を使ったりとジェスチャーが多くて、操作性のハードルが高い面も。
マウスなら、左右のボタンを押すだけでいいので、シンプルかつ確実な操作ができます。
広い可動範囲と確実なクリック操作のおかげで、無駄な動作が減り、作業スピードも上がるというわけです。
ただ、必ずしもマウスが必要というわけではありません。
ノートパソコンを使っていくうちに、もっと作業効率を上げたいと感じたらマウスを購入するのがおすすめ。

マウスのメリット

次に、マウスのメリットについて紹介します。
種類が豊富
マウスは種類が豊富で、さまざまなニーズに合った選び方ができます。
たとえば多ボタンマウスならブラウジングをするときに、マウスの操作だけでページを戻ったり進んだりできます。

コンパクトなマウスなら、カフェやコワーキングスペースに持ち運んでも荷物になりません。
種類が豊富だからこそ、自分のシチュエーションに合うマウスを選べ、作業を快適にできます。
操作がシンプル
操作がシンプルで、初心者にもわかりやすいのもマウスのメリット。
ポインターを動かすときはマウス本体を動かし、クリックは左のボタンを押すだけ。
一方、タッチパッドは通常のクリックは指1本使いますが、右クリックだと指2本使うなど動作がマウスと異なります。
初心者の人にとっては、タッチパッドの操作のハードルが高く、あたふたして作業効率が落ちてしまうことも。
マウスのシンプルな操作性なら、初心者にとってもわかりやすいので、作業スピード向上にも寄与します。
疲れにくい設計のマウスもある
手首が疲れにくく設計されたマウスもあります。
たとえば、トラックボールマウスやエルゴノミクスマウスがあげられます。
トラックボールマウスは、ポインター操作を親指部分にあるトラックボールで行います。
よって、手首を動かさずに済み、疲れを軽減できるわけです。
エルゴノミクスマウスは、一般的なマウスよりも変わったデザインが特徴。

エルゴノミクスとは
人間の特性に基づいて設計されたツール・環境などを研究し、使いやすく快適にするための学問を「エルゴノミクス(人間工学)」と呼び、この考えを取り入れたデザインを「エルゴノミクスデザイン」と言います。
引用:サンワサプライ,エルゴノミクス(人間工学)特集
手首が自然の状態のままマウスを握ることができ、変に力が入らないので疲れが軽減。

これら手首が疲れにくく設計されたマウスを使うことで、手首や腕に力が入らず、長時間作業しても疲れにくくなります。
疲れにくければ集中力も高まり、作業スピードが落ちることはありません。
以下の記事でエルゴノミクスマウスをレビューしているので、参考にしてください。

マウスのデメリット

続いて、マウスのデメリットについて解説。
費用がかかる
当然ですが、マウスを購入すれば費用がかかります。
価格は数百円〜数万円とピンキリですが、いいマウスを購入しようとするなら5000円はかかります。
初めてマウスを購入する人にとっては高いと感じるかもしれません。
なので、初めは2000円台ぐらいのマウスでも十分でしょう。

しばらく使ってみてご自身に合うなら、もっと高価なマウスにしてもいいですし。
合わないなら2000円の損失で済みます。
本ブログではいつかワイヤレスマウスのおすすめを紹介しているので、参考にしてください。

持ち運ぶと荷物になる
マウスを持ち運んで、外で使うなら荷物になってしまいます。
有線マウスの場合はケーブルが絡まりわずらわしく、USBレシーバーマウスだと、USBレシーバー本体を紛失しやすかったりします。

なので、持ち運ぶときはしっかり管理する必要があります。
外で作業することが多い、リモートワーカーや出張の多いサラリーマンなどは、マウスの管理方法について考えないといけません。
スペースが必要になる
マウスを操作できるスペースを確保しないといけません。
とくにカフェやコワーキングスペース、図書館などで作業する場合、マウスを操作するのに十分なスペースがあるとは限りません。
マウスパッドが必要ならなおさらです。
もし、外でマウスを使いたいなら、コンパクトなマウスを選びましょう。

タッチパッドのメリット

次は、タッチパッドのメリットを紹介します。
どこでも使える
ノートパソコンひとつだけ持ち運べばいいので、場所を選ばず作業できます。
飛行機の座席にあるテーブルだろうが、新幹線のテーブルだろうがどこでもOK
僕も少し気分を変えて作業したいときは、ノートパソコンだけ持って沖縄県北谷町のスタバに行きます。(作業終わりに海を見て帰るのが最高)

タッチパッドは柔軟性高くどこでも使えるのが最大のメリットです。
荷物が少なくて済む
マウスを持ち運ばない分、荷物も少なくて済みます。
ノートパソコンをリュックやバッグに収納するだけ。
有線マウスのケーブルやUSBレシーバーマウスのUSBレシーバーの紛失を気にしなくてもいいわけです。
管理する荷物がひとつ減るだけで、精神的にも楽になります。

タッチパッドのデメリット

続いて、タッチパッドのデメリットを紹介します。
ジェスチャーが難しい
タッチパッドで使うジェスチャーは初心者にとってハードルが高いです。
たとえば、指1本をタップして通常のクリック、指2本で右クリック、指2本をスライドさせてページを戻るなど。
ジェスチャーの動作はさまざまで、便利に使いこなすには覚える必要があります。
そこまで難しくないですが、初めて使う人にとってはハードルが高く感じられるかもしれません。
WindowsとMac、それぞれのジェスチャーは以下の記事を参考にしてください。
手が疲れる
タッチパッドでポインター移動、クリックばかりしていると手が疲れます。
押し込んだり、指を大きく広げたり、手首を何度も左右させたりするから。
少しページ移動したり、カーソル移動する程度ならいいんですが。
ページをたくさんスクロールしたり、画像編集の細かい動作を長時間行うのはかなりきついです。
途中で休まないといけなくなり、結果的に作業効率を落としてしまうことに。
故障したらノートパソコンもろとも使えなくなる
もし、タッチパッドが故障してしまい修理に出すとなると、ノートパソコンごと使えなくなってしまいます。
つまり、仕事に支障が出てしまうということ。
タッチパッドを頻繁に使うような画像編集、動画編集などは注意。
修理に出さない場合は、マウスで代替できます。
シチュエーション別での使い分け方

タッチパッドとマウス、それぞれのシチュエーション別での使い分け方を紹介します。
最適に使い分けられれば、作業効率が落ちずに済みます。
一般事務(経理など)
一般事務ならタッチパッドだけでも問題なく作業できます。
そもそも、タッチパッドさえ使わなくても、キーボードの操作だけでOK
矢印キーやテンキー、その他ショートカットキーだけで表計算ソフトは使えます。
初めは慣れるのに苦労しますが、慣れればタッチパッドやマウスを使うよりも速くなりますよ。
デザイン
Illustrator、Photoshopを使うデザイン業務には、マウスがおすすめ。
デザイン業務は細かい作業が多く、ポインター移動に神経を使います。
タッチパッドでの細かい動作だと、手首がとても疲れてしまいます。
なのでマウスを使うことで、細かい動作を楽に行えるように。
多機能マウスならボタンに機能を割り当てられ、一つ前の作業に戻ったり、進んだりできるのでより効率的になります。
デザイン業務ならマウス一択です。
文章作成
文章作成ならタッチパッドで十分。
タイピングと調べ物するときのブラウジングならタッチパッドで問題ありません。
「カーソル移動」「ページを戻る進む」さえできればOK
動画編集
動画編集にはマウスがおすすめです。
トリミング、動画の移動、ドラッグ&ドロップなど細かい作業が多いから。
先ほどのデザイン業務と理由が似てますが、タッチパッドでの作業だとかなりつらいです。
動画編集でも多機能マウスを使い、作業効率をアップさせましょう。
タッチパッドからマウスに切り替える方法

タッチパッドでマウスに切り替える場合は、以下の方法を試してください。
マウスの接続方法
マウスに切り替える方法は、普通にノートパソコンに接続すればいいですよ。
- 有線マウスならノートパソコンのUSBポートに接続
- Bluetoothマウスならペアリング
- USBレシーバーマウスならノートパソコンのUSBポートに接続
ワイヤレスマウスの接続方法については、以下の記事で解説しているので参考にしてください。

【Windows】タッチパッドを無効にする方法
さらに、ノートパソコンをマウスに接続したときに、タッチパッドが無効になる方法も紹介。
以下の手順に沿ってください。
- 「設定」をクリック
- 「デバイス」をクリック
- 左側のメニューから「タッチパッド」をクリック
- 「マウスの接続時にタッチパッドをオフにしない」のチェックを外せば完了
マウスとタッチパッド両方使うのがおすすめ
ここまで、マウスとタッチパッドどっちが速いかやメリットとデメリットについて解説してきましたが。
マウスとタッチパッド両方使うのがおすすめです。
散々あれこれいってきたのに、最後に覆すようなこといってすみません。
でも、結局この二刀流が最強なんです。
僕の例でいうと、在宅ワークではマウスを使い、外で作業するときはタッチパッドということにしています。
理由はシンプルで、在宅ワークならマウスを使えるほどスペースを確保できるのと、外で作業するときは荷物を減らしたいからです。
なので「タッチパッドが便利!」「いや!マウスが便利!」と頑固にならずに、柔軟に使い分けた方が快適に作業できますよ。
ぜひシチュエーションに合わせて、タッチパッドとマウスを使ってください。
まとめ
本記事では、マウスとタッチパッドどっちが速いかについて解説してきました。
結論としてはマウスのほうがおすすめ。
可動範囲の広さと、クリックのしやすさが作業疲れを起こしにくいからです。
疲れを軽減できれば、休む頻度も減って作業スピードを落とさずに済みます。
しかし、最終的には「マウスとタッチパッド両方使うのがおすすめ」と意見を覆すようなことをいってしまいました。(すみません)
二元論で考えるのではなく、シチュエーションに合わせて使い分けるのが結局最強なんです。
柔軟性をもって作業していきましょう。
本記事が参考になればうれしいです。
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