パソコンのUSBポートが足りないときに重宝するのがUSBハブ。
しかし、USBハブであれば何でもいいわけではありません。
家やオフィスで使うのか、カフェなどに持って行くのかで選ぶUSBハブは違います。
なので、本記事ではUSBハブの選び方について解説します。
選び方の具体例も紹介するので、ぜひ参考にしてください。
- USBハブをはじめて買う
- USBハブの種類を知りたい
USBハブの選び方はポイントが3つある
USBハブの選び方にはポイントが以下の3つあります。
USBポートの数
USBポートの数はいくつ必要なのか確認しておきましょう。
USBポートの数は、数個から数十個まで幅広いです。
無駄に多くすると、コストがかかったり、スペースを取ることになります。
据え置くのか、持ち運ぶのかを考えれば、おのずとUSBポートの数も決まりますよ。
給電方式
給電方式は、おもに「バスパワータイプ」と「セルフパワータイプ」の2種類に別れます。
バスパワータイプは、パソコンから給電してもらう方式。
セルフパワータイプは、USBハブをコンセントにつなげて給電する方式です。
注意点として、バスパワータイプに消費電力の多いデバイスを接続すると、電力不足が原因でうまく動作しないことがあります。
たとえば、プリンターや外付けHDDなど。
USBハブには、どんなデバイスを接続するのかしっかりと確認しておきましょう。
USBの規格
USBの規格は、動画など大容量のデータを転送したい人は重視しましょう。
規格には、USB2.0やUSB3.0など後ろに数字があり、大きくなるほど転送速度も速くなるということです。
基本的にUSB3.0以上を選ぶようにしてください。
USB2.0とUSB3.0では、転送速度の差が約10倍になります。
生産性を高めるためにも、転送速度が速いUSB規格を選ぶのがおすすめ。
USBハブ端子はおもに2種類
USBハブ端子はおもに以下の2種類になります。
USB Type-A
USB Type-Aならほとんどのパソコンに搭載されています。
端子の形状は以下のとおり。
パソコン側のUSB Type-Aは以下。
USB Type-C
USB Type-CはMacBookやiPadなどに搭載されている端子です。
端子の形状は以下。
パソコン側のUSB Type-Cは以下。
USBハブの選び方の具体例
USBハブを選ぶときの具体例を2つ紹介します。
出張先で使いたい
出張先でもUSBハブを使いたい場合は、直差しタイプのUSBハブがおすすめです。
コンパクトに収まるので、持ち運びやすいですよ。
新幹線や飛行機の小さいテーブルでも安心です。
家でリモートワークする場合
家でリモートワークでする場合は、セルフパワータイプで多数のUSBポートあるのがおすすめ。
家なら、プリンターや外付けHDD、USBメモリなどたくさんのデバイスがあります。
同時に接続することも多いので、セルフパワーで多数のUSBポートがあると便利です。
とくに、スイッチ付きのUSBハブがおすすめ。
USBハブの選び方まとめ
USBハブは以下の3つの要素で選びます。
USBハブ端子は、おもに以下の2種類ということをおさえておきましょう。
USBハブを選ぶときの具体例も以下のとおりです。
本記事を参考に、自分に合ったUSBハブを選んでみてください。