ノートパソコンのUSBポートが少なくて困っているときに便利なのが「USBハブ」ですよね。
しかし、便利なUSBハブでもデメリットはあります。
電力不足には注意が必要です。
周辺機器の動作が不安定なのは、電力不足が原因であることも。
今回は、USBハブを使うときに知っておくべきデメリットについて解説します。
記事を読むことで、失敗しないUSBの使い方や選び方がわかるようになります。
ぜひ参考にしてみてください。
USBハブを使うときには電力不足に要注意
USBハブを使うときには電力不足に注意しましょう。
たくさん周辺機器をつなげたり、USBハブの使い方を間違うと電力不足になってしまいます。
電力不足になると周辺機器の動作が不安定になり、作業に支障をきたすことも。
USBハブの種類や用途について知って、快適な作業環境を作りましょう。
バスパワータイプとセルフパワータイプを知っておくべき
では次に、なぜ電力不足になるのかを解説します。
そのためには「バスパワータイプ」と「セルフパワータイプ」の2つの給電方法について知る必要があります。
バスパワータイプとは
パソコンにつなげることで給電するタイプのUSBハブのことです。
コンパクトなので持ち運びに便利で、カフェやコワーキングスペースなどで作業する方におすすめ。
しかし、消費電力が大きい周辺機器やたくさんつなげたい場合には向きません。
セルフパワータイプとは
USBハブ本体に電源が付いていて、直接コンセントから給電するタイプです。
消費電力の大きな周辺機器でも安定して使えるところがメリット。
電源が付いている分持ち運びには向かないので、固定された場所で使うのがよいでしょう。
用途をしっかりと決めていないと電力不足に
USBハブと周辺機器の用途をしっかりと決めないと、電力不足になります。
バスパワータイプとセルフパワータイプの使い分けや、周辺機器の量などを確認しましょう。
新しく周辺機器を購入するときにも注意が必要です。
継ぎ足すように周辺機器を増やしてしまうと、いつの間にか電力不足になることもあるので注意しましょう。
USBハブの選び方
USBハブを使って電力不足にならないためには、しっかりと用途を確認しておくことが重要です。
たとえば、外付けのキーボードやマウスをつなげる程度なのか。
外付けのHDDやプリンターもつなげるのかなど、前もって確認したうえでUSBハブを選びましょう。
バスパワータイプに向いている周辺機器
- 外付けのキーボード
- マウス
- USBメモリ
セルフパワータイプに向いている周辺機器
- 外付けのHDD
- プリンター
USBの規格でも選ぶべし
USBハブの給電方法だけでなく、規格で選ぶのことも重要。
規格が古いとデータ転送速度が遅くなり作業効率が下がります。
USBの規格は下記の種類があります。
- USB 2.0
- USB 3.0
- USB 3.1
- USB 3.2
USBの後の数字が大きくなるほど最新の規格となります。
おすすめとしてはUSB 3.0以上。
大きなデータでも快適に転送できてストレスも少なく作業できます。
USBハブのポート数の確認も忘れずに!
USBハブを購入するときにポートの数を確認しておきましょう。
将来的に周辺機器が増える予定はあるのか。
ノートパソコンのポートを少し増やしたいだけなのか。
いつの間にか周辺機器が増えてポートが足りなくならないように、しっかりと確認しておきましょう。
まとめ
USBハブを購入するときは、前もって用途を決めましょう。
いつの間にか周辺機器が増えて、電力不足になりかねません。
とりあえずUSBハブを購入しておきたいという方には、セルフパワータイプをおすすめします。
セルフパワータイプなら、周辺機器を安定して使えるので作業に支障がでにくいでしょう。
また、作業効率を上げるならUSBの規格やポートの数で選ぶことも重要です。
今回の記事を参考にして、USBハブを選んでみてください。